COLUMN

こんにちは。NHKアート広報担当です。

2021年にスタートした、20代・30代の社員による「新時代プロジェクト」。

わたしもメンバーとして参加しているこのプロジェクト、今年度も引き続き「NHKアートのみんなが気軽につながる活動」の第2期、略して「つな活2.0」として、部署の垣根を超えて横のつながりをひろげる活動を続けています。
第2期は「うちがわでつながる そとがわにつなげる」をモットーに、第1期でトライアル的に始めた社内交流の企画を進化させ、「横のつながりをより拡大し、アウトプットにつなげたい！」と、多様な活動を行っています。

第1期の活動時に隔週で11番組を配信し、社内リスナーも定着したランチタイムの生配信「つな倶楽部」は今期も継続中。部署を横断してゲストを招き、業務の紹介からスポーツや趣味の話まで、さまざまなテーマでゆるやかなトークを届けています。

また、コロナ禍でリアルでの開催に制約があった第1期にはできなかった新たな試みとして、第2期ではリアルの気軽な交流企画を計画、実施したいと考えました。 社内の会議室フロアにアドヴェントカレンダーを設置して休憩時間にみんなでお菓子を楽しんだり、健康月間として共有スペースに自由に使えるエアロバイクを設置したり、従業員同士の交流や健康の促進を目的とした企画も行っています。

「捨てるにはもったいないすてきなもの」をみんなで交換し合う“シェア”イベントも開催。書籍や衣類、雑貨など、捨てるには惜しい思い入れのある一品や自宅やデスク周りに眠っているすてきなものが持ち寄られました。

社員同士の交流やクリエイティブな情報発信の場として運用している社内SNS「つなカレ！」でも、新たな企画を開始しました。自分の顔写真と、思い入れのある仕事のエピソード、趣味・特技、好きな作品などの情報を自由に書き込んでみんなで作る「顔が見えるプロフィール帳」です。別の部署の面識がない社員同士で初めて仕事をする場合などに、相手の得意なことや今までの業務、趣味や特技の情報を知ることによって、円滑に仕事を進められたり、業務以外の交流のきっかけになればと考えています。

5月には、プロジェクトメンバーが企画から実施までを手がける社内イベント、第2回「ART FAIR」も開催予定。番組製作の裏話やオフトーク企画、社内にとどまらず同業他社も巻き込んでの生配信座談会、従業員や協力会社の家族を迎えてのワークショップなど、メンバーでアイデアを出し合い、話し合いをかさね、盛りだくさんの内容で計画中です！

創立60年をきっかけに始まった「新時代プロジェクト」。 プロジェクトの立ち上げ時、若手メンバーで何度も集まって、自分たちの理想とする「10年後のNHKアート」を考えました。わたしたちの思い描く、「NHKアートのブランド力、伝統、クリエイティビティを社外に向けて発信できる会社にしたい」というビジョンに向かって、横のつながりを生かしたより楽しく働きやすい職場環境づくりと、「“こんな仕事をしている”と伝えたい、 ”こんなこともできる”をもっと知ってほしい！」というアウトプット力を身につけることを目指して、これからも活動を続けていきます。