TOP > 業務案内 > NHKアートの仕事 > design事例一覧 > 事例


design事例

一覧へ戻る

『光秀のスマホ』スマホ画面制作および美術制作・美術進行第47回放送文化基金賞



2021年7月掲載

NHK『光秀のスマホ』は、“武将たちが覇権を争っていた戦国時代に、もしも彼らがスマートフォンを持っていたら”という設定で描かれたドラマです。 主人公の明智光秀など出演者の顔は映らず、映るのはスマホ画面と背景のみです。
NHKアートはセットの美術制作・美術進行、スマホ画面の制作を担当しました。

NHKアートのデザイン部門では、番組に関するWEBサイト制作の技術を生かし、デジタル画面表示システムを開発しました。このシステムは、テレビ番組に多く出るようになったスマホ画面を、演出に合わせて表示するものです。
この『光秀のスマホ』のスマホ画面には、このシステムを活用しています。
映るのはほとんどスマホ画面ですが、背景に映るセットも大河ドラマのように作りこまれています。

『光秀のスマホ』は、第47回放送文化基金賞のほか、第58回(2020年度)ギャラクシー賞フロンティア賞も受賞しています。


本業務に関するNHK ART newsはコチラ(PDF)


<デジタルデザイン部スマホ画面制作担当者コメント>

“もしも明智光秀がスマホを持っていたら…”という設定を聞いたときから、スマホ画面がたくさん映るのだろうなあと予想はしていたのですが、映るのがスマホ画面と背景だけと知り、すこし緊張しました。
私たちデジタルデザイン部のWEB制作チームは、ふだんは番組ページの制作を担っています。その経験を生かして、番組からのニーズにこたえるためにデジタル画面表示システムを開発しました。
さまざまな番組でそのシステムが活用されるようになりましたが、一部のシーンで映ることはあっても、番組でずっと映り続けるということは、いわゆる出演者皆さんの顔を作るようなものだと感じ、緊張したのだと思います。
これまでにはない挑戦でしたが、おもしろい仕掛けが満載のこのドラマの世界観に合わせて、私もとても楽しく携わることができました。

テレビ番組が多様化する中、ふだん担当している番組ページでもいろいろな企画をすることが多くなり、番組と連動してよりわかりやすく情報を伝えることができるようにしていきたいと考えています。
番組の世界観を伝えるコンテンツも多様化してきました。
このスマホ画面のシステムも、テレビ番組の世界を広げるひとつの美術として活躍させることができるようバージョンアップを考えていきたいと思います。