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2025年4月掲載

NHKアートの魅力ってなんだろう?

2024年3月開催 「NHKアートライブセッション2025(第2部)」

昨年3月に開催した「NHKアートライブセッション2025」。第1部に引き続き、第2部「NHKアートの魅力ってなんだろう?」より先輩社員の声をお届けします。

Q.どのような仕事を担当していますか?

M(制作部 一般番組所属):『LIFE!』や『ワルイコあつまれ』などのコント番組や情報番組の美術進行を担当しています。

S(デジタルデザイン部 デジタルコンテンツ所属):『NHKスペシャル』『ETV特集』など、ドキュメンタリー、情報番組、科学番組などを中心にCGのアートディレクションを担当しています。

N(経営企画室 経理部所属):経理部に所属し、会社全体のお金に関わる業務を中心に行っています。

Q.異動や業務の担当替えはありますか?

S:入社当初は番組の美術セットデザイナーとしてスタートしましたが、部署異動を経て現在はCGのアートディレクションを担当しています。これまでに、報道番組のテロップ制作、美術セットデザイン、図面作成、Webデザインなど、さまざまなジャンルの業務を経験してきました。

M:部署異動ではありませんが、同じ美術進行の業務の中で担当替えがあり、一般番組とドラマ番組の両方に携わった経験があります。現在は子育てをしながら、一般番組の若手のサポートと育成に力をいれています。

N:おととし、総務部から経理部へ異動しました。仕事のジャンルは異なりますが、他部署と連携して業務を行う部分は共通しており、総務部で培ったコミュニケーションスキルや経験を生かして業務を行っています。

Q.希望する業務に携わるチャンスはありますか?

S:上司との面談の際に希望する業務のジャンルを伝えることもできますし、得意な分野の業務を任されることもあります。経験を積むことでその分野の知識が蓄積され、どんどん詳しくなっていきます。その結果、自然とその分野の業務を担当する機会が増えていくこともあります。

N:私たちの部署では、全員が幅広い業務に対応できるようにするため、定期的に担当業務のローテーションが行われています。特定の業務を深く学びたいという希望がある場合は、申し出ることも可能です。

Q.必要なスキルを教えてください。

M:美術進行の仕事は、きちんと予定を立てて、全体の見通しを付けられる人が向いていると思います。例えば、「ここまでにこれを用意しないといけないから」と逆算して計画を立てることが特に重要です。また、人に相談したり、質問したりできるコミュニケーション能力も大切です。これらのスキルは、日々の業務で少しずつ身につきますので、安心してください。

S:デザイナーの仕事はデザインをするのはもちろん、人と人とをつなげたり、予算を考えたりと、さまざまな役割を担っています。人と協力してアイデアを形にするのが好きな方に向いている仕事です。

Q.仕事をする上で心がけていることはありますか?

N:経理関連のセミナーや研修を積極的に受講しています。社内のキャリアアップサポートの制度を活用して、資格取得にも取り組んでいます。
また、経理部の業務の他に社内交流のプロジェクトにも参加し、社内の多くの人と接した経験が経理の仕事にも役立っています。

M:番組の内容によっては専門的な知識が求められる場面も多々あります。例えば古典芸能関連の業務では、専門用語や歴史的背景が分からないと困ることがあるため、新人も交えて専門用語や基礎知識の勉強会を行いました。

Q.仕事をしていて社会や人に貢献していると感じることはありますか?

S:報道に関わる部署では、災害時の対応に向けて訓練やシミュレーションを行っています。いち早く情報を届けるために、ひとりひとりが使命感をもって、日々、公共放送を支えています。

M:コント番組を見て視聴者の誰かひとりでも笑ってくれたら、それが社会貢献だと私は思います。届けたい情報に加えて、毎日の楽しみや生活の潤いになるものを提供することも、社会に貢献していると感じます。

Q.就職活動中のみなさんへメッセージをお願いします。

S:公共放送を支えることは大きな責任を伴いますが、使命感とモチベーションを持って業務に取り組める方、そして仕事で培ったノウハウを活用して社会に貢献していくことに興味を持っていただける方は、ぜひ一緒に働きましょう!

M: 会社との相性を大切にしてください。選考を通じて、自分の経験や大切にしてきたことを話し、それに共感してくれる人や会社と出会えることを願っています。それがNHKアートであればとてもうれしいですし、みなさんの成長を全力でサポートします。エントリーをお待ちしています!

マイナビ2026」では、最新の「NHKアートライブセッション2026」第1部・第2部の全編を録画視聴することができます(2025年6月30日まで公開中)。ぜひお申し込みください!