VOICE
2025年3月掲載
NHKアートに入って変わったことは?
2024年3月開催 「NHKアートライブセッション2025(第1部)」
昨年3月に開催した「NHKアートライブセッション2025」。第1部「NHKアートに入って変わったことは?」より先輩社員の声をお届けします。
Q.どのような仕事を担当していますか?
J.O(制作部 ドラマ番組所属):ドラマ番組の美術進行を担当しています。最近では連続テレビ小説『らんまん』の撮影に参加しました。
M.K(デジタル・グラフィック部 グラフィックデザイン所属):アートディレクターとして番組のグラフィックデザインなどを担当しています。最近では新番組のアートディレクションを担当しました。
K.O(経営企画室 総務部所属):社員が働きやすい環境を整える総務系の仕事や、広報・採用の仕事を担当しています。今日は司会として「入ってわかるNHKアートのよさ」をお伝えします。
Q.働き方について教えてください。
J.O:スタジオで撮影したりロケに出かけたり、仕事をする場所はいろいろです。ロケでは全国各地へ行くこともあります。
また、ドラマ番組ではまとまったスケジュールで撮影をすることが多いです。そのため、撮影期間中は集中して、準備期間で少しセーブするというように、自分で働き方のバランスを考えてメリハリをつけています。
M.K:グラフィックは一日の業務対応時間が長いので、土日を含めシフトに基づいて当番制で勤務をしています。私は昼頃から勤務を始めることが多いですが、自分で調節しやすく、休みも取りやすいです。
Q.職場や働いている人の雰囲気はどうですか?
J.O:チーム内外を問わず先輩に気軽に話しかけられる雰囲気があります。それぞれ知識や経験の引き出しが違うので、いろいろな返答が得られておもしろいです。
さまざまな分野のプロフェッショナルとコミュニケーションを取るのは緊張することもありますが、気さくに相談に乗ってもらえるのでとても心強いです。
M.K:わからないことや困ったことがあれば、すぐに聞ける環境が整っていると思います。仕事以外のことも話しやすく、おしゃべりが好きな方が多いです。
Q.入社前のNHKアートのイメージと入社後のギャップはありましたか?
J.O:学生時代に映画を学んでいたため、映像の仕事に興味がありました。美術進行というテレビ特有の職種は、具体的に何をするのかイメージしにくく少し不安でしたが、先輩方のサポートを受けながら実際に働くことで、仕事の内容を段階的に理解することができました。
M.K:入社前は真面目そうなイメージがありましたが、実際に入社してみると、いい意味で個性的な方が多いと感じました。熱意やこだわり、多彩な趣味を持つ方が多く、そうした個性を受け止めてくれる社内の雰囲気が好きです。
Q.今にいかされている学生時代の経験はありますか?
J.O:学生時代から料理を作ったり食べたりすることが趣味で、ドラマに登場する料理について撮影現場で提案する機会があり、それが採用されてとてもうれしかったです。自分の得意なことや好きなことを続ければ、いつか必ず役立つタイミングがあると思います。
M.K:学生時代にいろいろな作品や作風に接する機会が多い環境で過ごしたことで、今、さまざまな番組の世界観やデザインを作るための引き出しが増え、役に立っていると感じます。
Q.どんな人と一緒に働きたいですか?
J.O:興味があることにチャレンジできる人です。この仕事が自分に向いているのか不安に思う方もいるかもしれませんが、「やってみたい!」という気持ちがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。
M.K:好き嫌いなく、何事にも興味を持って接することができる人がこの仕事に向いていると思います。私たちは、命に関わる災害報道をはじめ、幅広い番組で視聴者の皆さんに情報がより届きやすいように工夫しています。ゼロから世界観をつくり出す際に、アイデアの引き出しをたくさん持っていると表現の幅が広がります。そのため、広い視野を持ち、さまざまなものにアンテナを張ることができれば、より活躍できると思います。
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