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江戸川区地域交流センター「新川さくら館」新築工事設計監理



新川は、天正18年(1590年)、江戸城に入った徳川家康により開削され、それ以来、行徳の塩を江戸へ運ぶ「塩の道」として発展し、両岸には味噌や酒、醤油を売る店や料理店が並び、賑わっていたといいます。江戸川区は、東京都が実施した新川護岸の耐震工事をきっかけに、江戸時代の賑わいを取り戻し、地域の人々の故郷として誇りとなる川にしようと「新川千本桜計画」を策定しました。弊社ではその事業の一部として、2007年から新川全体計画策定にはじまり、橋梁の意匠監修、修景土塀の基本・実施設計など、多岐にわたる業務をおこなってきました。その事業の中核的な機能をもつ地域交流センター『江戸川区 新川さくら館』は2013年に完成しました。
弊社が業務を行う上で礎としていたのは、番組美術で培われた「時代考証」です。建物外観を江戸時代の「大店」「蔵」の外観を再現するため、NHK大河ドラマ等で建築考証をされている学識者に協力をいただき、現在の法規に則り設計を行いました。

新川さくら館ホームページ
http://www.sakurakan-edogawa.jp/

■開催:平成25年7月1日オープン
■建主:江戸川区
■受注業務:設計、工事監理


写真


<担当者コメント>

新川に関する一連の業務は、2007年から約5年半という歳月をかけ、2013年に「新川さくら館」の完成をもって一区切りがつきました。その間、橋梁意匠の監修や土塀の設計など多岐にわたる業務を行いました。特に「新川さくら館」は平成23年に一度実施設計が完了したのですが、東日本大震災等により計画が見直しとなり、再度実施設計を行った、私自身にとっても記憶に残る仕事となりました。
この建物がこの先、50年、100年と地域のみなさまに愛され、大切に使われていくことを願っています。
担当:文化事業開発部 建築デザイン 茂野純司