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参加型3Dプロジェクションマッピング「小布施町プロジェクション・マッピング2014」



弊社のデザインR&D(研究・開発)チーム、電子映像開発プロジェクトは、タブレット端末上で、市販の導電性の毛筆「デジタル絵筆」や指先により、自由に彩色や混色ができる水彩画パレット状のインターフェースにより、子どもをはじめとしたイベント参加者が簡単に絵を描くことができる「水彩画パレット・ペイントシステム」を開発しました。
同プロジェクトは大河ドラマやNHKスペシャル等で培ったCG・VFX制作ノウハウと最新テクノロジーを融合させ、斬新な映像表現やシステムを開発。これまで渋谷や上野等の地域イベントの参加者が楽しめるライブ空間におけるコンテンツサービスにより地域の街づくりに貢献する開発を行ってまいりました。

今回開発した「水彩画パレット・ペイントシステム」による、参加型3Dプロジェクション・マッピングを8月12日、13日長野県上高井郡小布施町「桜塚観音お花市」のメインイベントとして実施しました。このイベントに参加した100名を超える家族や子ども達が、このシステムを使って、威風堂々とした純和風の木造建築、桜井甘精堂本店(間口約20メートル、高さ約10メートル)をキャンパスとして、1万ルーメン超のプロジェクター4台(NECディスプレイソリューション社製)により、リアルタイムに映しだされるリアルタイム映像を見ながら、ダイナミックに絵筆を走らせ、様々なデザインの絵柄を楽しく創りあげました。

これらの絵は、小布施にゆかりのある葛飾北斎の鳳凰図や波、また、栗や街並み等の小布施を象徴するモチーフとした約7分間の3DCG映像コンテンツとして上映され、両日で2300人を超える大勢の町民や観光客が、色鮮やかな立体感あふれる映像に、どよめきや歓声を上げながら「参加型3Dプロジェクションマッピング」の幻想的な空間を体感しました。

<開催概要>
■名称:小布施町プロジェクション・マッピング~北斎が動く、小布施が咲く~
■開催日時:平成26年8月12日(火)と8月13日(水)の2日間
■会場:桜井甘精堂本店
■主催:小布施町プロジェクション・マッピング実行委員会2014


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<担当者コメント>

このプロジェクションマッピングは、一方的にこちらで制作した映像を映し出すのではなく、来場者がお絵描きというかたちで参加でき、また多くの方々に描いて頂くことで映像が完成する、まさに『参加型プロジェクションマッピング』です。
建物に画を描くというのは、実施場所である小布施町で、かの葛飾北斎がお寺に巨大な天井画を描き遺したことへのオマージュでもあります。「テクノロジーの力を借りて、一般の方でも建物をキャンバスに巨大画を描ける」ということをコンセプトとして計画しました。そして本編映像では、小布施の名所、名産品などをモチーフに、地元の方々に親しみと驚きを提供出来る映像作りを心がけました。
デザインとテクノロジーの力を束ねて、このような参加型コンテンツを実現できたこと、また、実施に際し参加者の楽しんでいる様子や拍手喝采を見届けることができたことを大変嬉しく思っています。

担当:電子映像開発プロジェクト 吉田孝侑